第41回卒業式~誇り高く~
卒業式を前に、どの部もお別れ会を行い、3年生との別れを惜しみました。吹奏楽部の心のこもった演奏は、吹奏楽部の垣根を越えてたくさんの3年生の心に届いていました。
卒業式前日の心温まる光景。立派な後輩が育っています。
第41回卒業式が、厳かに感動的に行われました。3年間を丸々コロナ禍の中で過ごしたとは思えない、爽やかで豊かな心をもった、頼もしく誇らしい182名でした。送辞も答辞も胸を打つ内容でしたが、なんといっても、式後に披露した、「校歌」と「旅立ちの日に」の合唱・演奏は圧巻でした。校歌は、卒業生が「在校生が知らないままの『校歌』という伝統をぜひ伝えたい。」という思いから、文化発表会に際して自分たちで、アレンジを加え、群読や独唱、吹奏楽の演奏仕立てにした素晴らしい演目です。加えて、自分たちで企画立案し実行したものであることに、驚きと尊敬の念さえ抱きます。「自主・誠実・克己」を体現した美しい響き、音色は、私たちの心にこれからもずっと残り続けるでしょう。このような素晴らしい姿を引き継いでいくことが、これからの稙田南中の使命です。この世にこんな素晴らしい姿が存在するのだということを教えてくれた182名の皆さん、心から「ありがとう」と言わせてください。どうかこれからも、自分の手で未来を切り拓いて 行ってください。ご卒業おめでとうございます。