いざというときのために
1月10日 防災訓練
1月は、能登半島地震や阪神淡路大震災が起きた月で、私たちは、そんな災害によってもたらされた痛みや苦しみ、また学んだこと等を風化させないために、毎年、防災訓練を実施しています。
今日、稙田南中では、地震及び浸水を想定した防災教育・訓練を行いました。各学級で災害時や非常時にいかに身を守るかについてクイズ形式で学び、大事なことを確認したのち、シェイクアウトをし、その後校舎4Fに垂直避難をする訓練を行いました。稙田南中生は、落ち着いて迅速な行動をとることができ、ごく短時間で、全体が逃げ切ることができました。
訓練というのは、何度も何度もやってこそ意味があり、そうすることで、自然災害だけでなく、火災や何か大きな事故の時にも、自分の身を守る行動につなげることができるのです。(例えば、昨年1月2日に羽田空港での航空機の衝突事故の際の脱出のように、です。)
また、訓練のときは、避難ができたらそれで終わりですが、実際、甚大な災害に見舞われたら、逃げた後、どうするのか、それが大変なのです。普段使っている道路は通れるのか、家族とどうやって連絡をとるのか、防災グッズや避難生活への備えをしているかなど。家庭でも話したり準備をしたりしておきましょう。 今後も定期的に、災害の種類や避難の仕方を変えながら、訓練を行います。今日のように真剣に行ってもらえたらと、思います。