平和を築くのは私たち
8月6日。平和学習
毎年、私たちは、広島に原子爆弾が落とされた日に、歴史を振り返るとともに現況を見つめながら、平和について学習します。今年は、生徒会三役さんが企画した平和集会(リモート)の中で、広島の原爆資料館を訪れた際の印象的な展示の話を聴かせてもらったり、当時を生きた一人の男性の手紙「貴女へ」というビデオを鑑賞したりして、平和について考えました。
「原爆の投下により、たくさんの方々が亡くなられたり、大けがを負ったり、街が破壊されたりした」といった言葉ではくくれない、当時を生きた方が抱えられたそれぞれの悲しみや苦しみがあり、それは今も続くものであったり、世界各地で別の誰かが同じように嘆き悲しんでいることであったりもします。皆が生きがいのある人生を送るために、私たちは、この問題から目をそらさずに、みんなで関心を持ち、考え続けなければならないと、考えています。
生徒会役員さんの言葉です。「歴史を学ぶだけではなく、二度と悲劇を起こさないよう語り継いでいく」、「私たちが大人になっても8月6日、9日には、必ず黙とうする社会、戦争がなく平和な世界をめざすため、身近な平和から一歩一歩努力する」。そして、集会の最後に”稙田南中学校平和宣言”を採択して、全校生徒で思いを確認しました。
その後、宿題点検などを終えて、生徒たちは下校しましたが、久しぶりに会ったクラスの友達と楽し気に会話し、学習する姿も印象的な一日でた。夏休み、後半も有意義に過ごしてほしいものです。