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薬物乱用防止教室

 7月12日 薬物乱用防止教室

 稙田南中学校では、1学期に計画的に学年ごとに「薬物乱用防止教室」を行ってきました。薬、飲酒、喫煙などの問題については、中学生のときからきちんと学習しておいた方がよいからです。

 1年生:7月2日「薬の正しい使い方」講師:学校薬剤師 中芝高彦さん

 薬をのむときの注意として「効かないからもう1錠」や「痛みが軽いから半分だけのむ」のはダメ!という話やオーバードーズについてのお話をしていただきました。生徒の感想は、〇何事も度が過ぎてしまったら危険だということがわかった 〇何かあったら周りの人に相談し、周りの人が危険なことをしていたら止めてあげようと思った 〇薬は正しく使わないと危険だ。特にオーバードーズは生涯絶対しないと決めた 〇小学校でも薬物乱用教室はあったが、麻薬やタバコだったから、今回は身近なことで分かりやすかった  などでした。

 2年生:6月20日「喫煙・飲酒・薬物乱用について」講師:大分県福祉保健部薬務室薬剤師 松川友美さん

 喫煙や飲酒が体に及ぼす影響や大分県の大麻など薬物乱用の状況についてのお話でした。また、依存性のあるものとして、エナジードリンクのカフェインについても詳しく教えてくれました。感想は、〇ラムネに見えるお菓子のようなものが実は大麻だったりするということが衝撃だった 〇違法薬物は1度でもしたらやめられなくなるということを知った 〇今日のことで薬物に関してダメだし、絶対に許されることではないということを知った 〇保健の授業で習っていたので、話がよく理解できた。県内でも薬物に関する出来事が起きていると知って驚いた 〇エナジードリンクにカフェインがそんなに入っていたなんて知らなかった。テスト期間にエナジードリンクを飲んでいたらあまりダメだと分かった

3年生:7月12日「心の健康教室」講師:大分市保健所保健師 佐古朋子さん

 ゲートウェイドラッグとしてのタバコ、お酒、カフェインについてのお話でした。その影響や危険性についてわかりやすく示してくれました。また、ドラッグストア等で簡単に手に入る薬についても間違った使い方をしないようにすることや、ストレス解消のための適切なリラックス法や危険な誘いからの断り方も教えてくれました。 〇薬物の種類やしてはいけない理由がわかった 〇何があっても絶対にしないようにする。誘いはしっかり断る 〇薬物への見方が変わった。身近にたくさん危険な物があると分かった 〇自分の体は自分でしっかりと守りたい 〇自分と遠い話ではないと思ったし、段階があってからの依存というのは初めて知った

 子どもたちには、無知だったがゆえに甘い誘惑に乗って人生を台無しにした、ということにならないようにしてもらいたいです。悩みは人生につきものですが、正しく対処し、自分の心や体をしっかりと守ってほしいです。