今の使い方で大丈夫?
12月11日 情報モラル出前授業
全校生徒を対象に、インターネット等の活用や情報モラルについての授業を行いました。ハイパーネットワーク社会研究所の矢野さんにおこしいただき、ご専門の立場で、事例もまじえながら、分かりやすくお話していただきました。
ネット上には、ありとあらゆる情報が載せられていますが、すべて正しいわけではありません。私たちは、そのような中で、情報リテラシー能力を高めていかなければなりません。”だいふく”(だ:誰が書き込んだのか、い:いつ書き込まれたものなのか、ふ:複数の目、資料で確かめる)と、頭に入れておくことが大切だということを教えていただきました。
また、SNS上の誹謗中傷は、全世界で社会問題になっています。内輪ネタのような内容や人の心情に寄り添っていないような投稿、書き込みをしてはいけないこと、拡散することも書き込んだ人と同等とみなされること、罪の大きさ(賠償金の額、逮捕案件)など、具体的なお話を聴きながら理解することができました。
危険から身を守るポイントについても教えていただいたので、騙されたり、変なサイトに誘導されたり、巷で問題になっている闇バイト等にはまったりすることがないよう、気を付けていきましょう。困ったときは、早めに相談することです。
少し寒い中でしたが、生徒は集中して最後までよく話を聴くことができました。途中の話し合いの場面では、隣に座った人と意見を聞き合ったりしていました。今の稙田南中の生徒は、ほとんどの生徒が、近くの席の人誰とでも意見交換ができます。普段から、授業で対話学習やグループ学習に取り組んできた成果です。
このような情報モラル教育は、何度も何度も繰り返して行うことに意味があります。どんなことを学んだか、お家でも子どもさんと会話をしていただけるとありがたいです。