小中一貫教育~同じ目標に向かって~
6月12日(水)稙田中校区の2小学校(稙田小・宗方小)の先生方を招いて、新1年生1組~6組の授業(道徳・英語)を公開しました。3か月前まで小学校の6年生として学校を引っ張ってきた生徒も、中学校に進学しスムーズに生活できているか、「『中1ギャップ』に陥っていないだろうか・・・」と心配な気持ちで参加した小学校の先生方でした。しかし、授業の様子からのびのびと授業に参加している生徒の姿を見て「一安心」されていました。そして、制服に包まれた姿に成長を感じている感想が多く、北校舎2階を埋め尽くした2小学校の先生方も熱心に指導している中学校の先生方に感謝の言葉を残して帰られました。
公開授業の後、小中連絡会がおこなわれました。小中の先生方の活発な意見交換がおこなわれ、中学校での指導に参考となることが引き継がれました。
8月6日(火)午後、稙田中学校に於いて小中合同研修会(領域部会)を開催しました。「人権・同和教育」「生徒指導」「学力向上」「体力向上」「特別支援」「特別活動」の6部会で昨年度の取組をもとに、本年度1学期を振り返り、「成果と課題」をまとめました。2学期は、それらをもとにさらに実践を積み重ねていく予定です。
9月18日(水)稙田小・宗方小で、算数・道徳、国語・外国語の互見授業を開催しました。
事後研では、授業の感想の後、各校での「学力向上の取組」や稙田中校区で申し合わせている、「基礎学力向上」に向けての取組を発表し合いました。そして、小学校から中学校へ9年間を見通した指導のポイント(取組)を確認しました。これからも、小中一貫教育により児童・生徒が「心豊かで、思いやりのある」「自分の考えを持ち、しっかり発表できる」「夢や希望に向かって最後まで努力できる」子どもに育つよう、連携を大切にしていきます。