閲覧補助
文字サイズ
文字サイズ
アクセス

4月10日 第78回 入学式

4月10日 第78回 入学式

 第78回入学式が挙行され、1年生169名が入学しました。
 本校吹奏楽部の演奏が心地よく響く体育館に新入生が入場し、入学式が始まりました。
 校長式辞では、「…本日、伝統ある上野ヶ丘中学校の生徒として、中学校生活の一歩を踏み出した169名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。…式に臨む皆さんのまっすぐなまなざしからは、中学校生活への期待と決意が伝わってきます。今日の『新鮮な気持ち』をいつまでも大切に、充実した毎日を送ってほしいと願っています。
さて、今日から本校の生徒となった皆さんに、二つのことを期待しお話しします。
一つ目は『志を持ち、挑戦を続ける』ということです。
上野ヶ丘中学校は、『志高く[凛として]生きていく生徒の育成』を教育目標に掲げています。校歌にも謳われる『凛として・独立自尊・協力一致・たゆまずうまず』の校訓のもと、多くの先輩が高い志のもと挑戦を続け、数々の偉業を成し遂げてきました。皆さんもこれから始まる中学校生活において、目標を立て、失敗を恐れず、多くのことに挑み続けてほしいと思います。時に高い壁に直面することがあるかもしれません。難しいこと、苦しいことに出会った時こそ『成長できるチャンスだ』と前向きにとらえてください。意志あるところに道は開けるのです。一人ひとりが、勉強や部活動、体育的行事や文化的行事、生徒会活動で、挑戦を続け、新たな自分を発見してほしいと願っています。
 二つ目は、『仲間と共に学び続ける』ということです。
…詩人のルイ・アルゴンが次のような詩を詠んでいます。
『教えるとは、希望を語ること、学ぶとは、誠実(まこと)を胸に刻むこと』
…時代こそ違え、アラゴンが詠んだように、教えるとは単に知識の注入や伝達だけを意味するものではありません。
『学ぶ人』つまりあなたたちに、自信と希望を与えることなのだと思います。毎日の授業や様々な行事、部活動など
すべての活動を通して、未来の夢や希望を描き、語り合える、そんな人を育むために学校はあるのです。自信や希望を持つことができれば、みんなが元気になります。私たち教職員は皆さんに希望を語ります。皆さんには知識の獲得にとどまらない、感動を伴う豊かな学びを大いに育んでほしいと願っています。それは、生徒同士の教え合いや話し合いから得られる、新たな喜びかもしれません。学ぼうとする意欲と謙虚さ、教えられたことを吸収しようとする素直な心で、ぐんぐん成長する生徒であってほしいと願っています。
 …さあ、新入生の皆さん、今日から始まる中学校生活は、あなたたちの輝かしい未来へとつながっています。未来を描くのはあなたたち自身です。これからやってくる未来と自分は、あなたたち次第でどのようにも変えることができるのです。かけがえのない物語をつづるために、ここに集う皆さんが、仲間として互いに磨きあい、高めあって、個性きらめく未来が創造されることを楽しみにしています。…」と、話がありました。
式中、「校歌紹介」では、先輩たちが新入生のために上野ヶ丘中校歌をさわやかな歌声で披露してくれました。
新しい制服に身を包み希望に満ちた瞳で入学してきた新入生に出会い、とても嬉しく思います。

全校生徒542名となり、新たなスタートを切りました。

 保護者・ご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます。

 3年間よろしくお願いします。