2学期 始業式
44日間の長い夏休みも終わり、「実り」の2学期が始まりました。
始業式での校長式辞では、「上中宣言」にある「楽しい学校生活を過ごすために~我々は常に考えなければならない。自分の何気ない言動が人を傷つけていないか、そばにいる仲間が苦しんでいないか、今、皆と協力しあえる雰囲気にあるのか、~」という文言に触れ、「言葉と心を磨くこと」について話されました。「…言葉は、時に人に力や勇気を与えたり、時に人を気づけたりするもの…上中の皆さんは心を磨き、言葉を磨いて、言葉で勇気・元気を与える人になってほしい。…学級・学年・全校の絆を築いて、仲間とともにチームとして実り多き2学期にしましょう。」と、話がありました。
生徒代表意見発表で、1年生の藤澤翔耶さんは、「夏休みの思い出は、家族みんなで映画を見に行ったことです。…私はその映画の主人公のように、困っている人を助けられるような人になりたいと感じました。…2学期に頑張りたいことは学習です。夏休みは課題に計画的に取り組むことができましたが、社会に出たときに一番大切だと思う国語の力をもっと身に付けたいです。言葉の使い方や漢字を常に頑張り、他の人とのコミュニケーションに困らないようにしたいです。言葉で人を傷つけてしまうことが無いように頑張ろうと思います。さらに、1年生は9月に宿泊体験学習があります。私は学級委員として、困っている人がいないように、またコミュニケーションもしっかりとりながら活動を成功させることを目標に過ごしていこうと思います。」と、述べました。
2年生の溝腰統真さんは、「…夏休みに入って最初に嬉しかったことは吹奏楽コンクールで金賞を取れたことです。目標に対する団結力や忍耐力などは、この部活だからこそ得られた経験だと思います。勉強に関しては、宿題を進めつつ、進研ゼミのテキストや塾の夏季セミナーで学力を高めていきました。…2学期の目標は「周りをよく見渡し、 後悔の無いよう行動する。」です。2学期は学ぶ内容の量も難しさも大幅に増えていきます。それに加え、行事に向けた取り組みや吹奏楽部の活動が忙しくなるので、時間をいかにうまく使うかを考えていく必要があります。…先に何をすべきかの優先順位をつけ、一つ一つ着実に終わらせていくことで、やり残したという後悔をしないように2学期を過ごしたいです。2学期は修学旅行という学年全体の一大イベントが待っています。上中生として凛とした態度を忘れず、このときしか作れない思い出を学年の皆とたくさん作りたいです。2学期は思い出が素晴らしいものになるように今日から心機一転頑張っていきます。」と、述べました。
3年生の佐藤亜衣さんは、「私が夏休みに頑張ったことは勉強です。1・2年の頃は部活ばっかりでしたが、部活だった時間が全て勉強中心の生活になると、自分が受験生だということが実感できました。勉強ばかりで、昨年とは違う大変さや辛さがあったけれど、乗り越えられたことで自分が成長できたと思います。2学期はたくさんの行事があります。3年生は体育大会で学級・学年で団結できたと思いますが、まだ全校を盛り上げようとする気持ちや行動が足りておらず、全校を引っ張っていけていません。2学期は行事を成功させようという気持ちを一人ひとりが持ち、集団としてのまとまりを示していきたいです。また、進路を決めるのも大事な時です。時間の使い方を考え、悔いが残らないように周りを高めながら頑張ります。卒業までたくさんの思い出をつくっていきたいです。」と、述べました。
2学期も『上中宣言』を意識して、仲間への思いやり、ことばを大切にしながら、生徒の皆さん一人ひとりにとって実り多き学期となるように見守っていきます。