9月の「ひとり言!」~その2~
先般、1年生は宿泊体験学習、2年生は職場体験学習を実施しました。体験の中で、生徒たちは集団生活や
社会の仕組み(仕事)について、学ぶことができたかと思います。
1年生の宿泊体験学習での振り返りについて、私が印象に残ったことを2点、ご紹介いたします。
【1】「ここ数年で、一番の出来でした。」
宿泊体験学習のまとめは、学年通信や学級通信等でお知らせしていることとは思いますが、頑張った点を
一つ紹介します。「ここ数年で、一番のでき!」とは、宿泊した部屋の片づけのことです。のつはる少年自然
の家では、宿泊した部屋のかたずけを職員の方がチェックしてくださいます。それまでの生活で、時間を中心に
課題があった1年生でしたが、1回合格の部屋が多く、最近では一番よくできていましたとの評価をしていた
だきました。様々な取り組みで一番難しく、大切なのが「片付け」と私は考えています。1年生の素晴らしい
取り組みに、とてもハッピーな気分になりました。
【2】「気持ちがないのではない、やり方がわからないだけなのだ!」
先ほども記載した通り、1日目までなかなかうまくいかない状況であった宿泊体験学習でしたが、2日目の
朝の集いで太田先生からの話ののち、リーダーが声掛けをすることで、行動に変化が現れました。物事を
成功させるには、見通しを持つことと、やり方を考えることが大切です。1年生は、「やり方」を学年全体で
学ばなければならないのでは、と解散式でも太田先生からお話がありました。
頑張ろうとする気持ちを、表に出すには「手だて」が必要です。今後も、多くの手立てを教えてもらったり、
見つけ出したりして、狙った姿に1年生が成長できるよう、期待しています。