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地域史

天面山まつり

 大野川合戦まつりの2日めは天面陣で天面山まつりが開催されました。天面山は2年生の部活生は行ったことがある場所ではないかと思います。天面山は、大字端登と河原内の堺に位置する山です。豊後の豪族大神一族の阿南氏が居住していました。1196年、初代大友能直が関東よりきて以来、400年年間大友家の支配するところとなりました。

 1586年島津軍が豊後に攻め入ったとき、天面山を守る大友家の武将柴田遠江守紹安は、大友家に反旗を翻し、島津方につきました。島津家久は紹安を信用せず、妻子は人質として天面山とはちがう場所に連れていきました。紹安の妻子がいる場所から煙があがる様子を見た紹安は、再び大友軍として島津と戦おうとしますが、島津軍に気づかれ天面山城で亡くなりました。

 神楽を見ながら、長くこのまつりを守っている地域の力を感じました。