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大分県の青少年のネット利用実態調査結果

大分県の青少年のネット利用実態調査結果

令和4年度の大分県青少年のネット利用実態調査結果が発表されました。

ネットに関わる様々な(+)面や(-)面が明らかにされています。

正しく使えば便利で強い味方になるネットですが、使い方を誤ったり、悪意のある相手とつながったりすると、大きなダメージを受けてしまいます。私も、1月に身に覚えのない買い物による多額の請求がありました。事なきを得て損害を免れました。注意をしていた…つもり…ですが、どこで狙われているかわからないのをあらためて感じ、恐ろしくなりました。

今回の調査は、県内中学2年生500人とその保護者500人の合わせて1000人を対象として行われたものです。結果の概要を共有させていただきます。何かの折に子どもさんと一緒に見て、話しあっていただければ幸いです。

令和4年度青少年のネット利用実態調査結果(概要).pdf

気になったことを記しておきたいと思います。

中学生のインターネット接続できる端末を所持している割合は98.5%です。

そのうちネットに関わるトラブルになった経験がある中学生は11%…調査500人のうち55人が「あり」と答えていることになります。大分県内の令和4年度中学生数は約3万人です。ネットに接続できる端末を持つ子が約29000人余り。その中で割合から計算すると約3000人の県内中学生がネットトラブルにあっていることになります。本校生徒で考えると、約40人という計算になります。決して少なくない数です。

使用する上での家庭内ルールやネットモラル、トラブルにあわないようにするために…等々、学校でも機会をとらえて指導をし、専門家を招いた講話等を行っていきます。ご家庭でも、ぜひ親子間で話し合いをしながら、安全で便利な使い方ができるようにご指導をよろしくお願いいたします。

もし万が一、ネットトラブルにあってしまったら、必ず相談するようにご指導願います。お家の人でも、学校でもよいです。言いにくければ電話相談などの窓口もあります。「困ったことほど言いにくい」ものです。迷惑をかける、叱られる、仕返しがあるかも…いろいろな心配や不安がわいてきて、相談するのが遅くなりがちです。相談するのが早ければ早いほど、解決までの時間も少なくて済むし、ダメージも軽くなります。「自分でどうにかしようなんて考えない」で「一人じゃないんだ」と勇気をもって相談するようにさせていきたいです。