厳しい環境のなかで…
1月25日(水)
「10年に一度…」と表現されている強烈な寒波がやってきました。
24日の夕~夜は、かなりの雪が降りました。子どもたちの部活動も休止し、早めの下校を促しました。
翌25日は、幸いにも一面の銀世界…にはならず、道路状況はほぼ普段通り。子どもたちの登校や職員の通勤には大きな影響はありませんでした。
昇降口で子どもたちを出迎えている最中に、ふと足元をみると可愛らしいビオラ(ですかね?)の花が、わずかな隙間から顔を出し、懸命に咲いていました。また花びらの色が青と黄色で、今、大変な状況にある国の国旗に似ているので、思わず写真を撮りました。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」(作者不詳)…シドニーオリンピックマラソン金メダルの高橋尚子さんが選手当時に、指導を受けていた方からいただいた言葉として有名になった言葉です。私はこの言葉を知らなかったのですが、全く別のところでこの言葉と出会いました。「うまくいかないときに、不貞腐れたりあきらめたり、他人のせいにするのではなく、自分に何かできることがあるはずだ」と、あらためてそう考えるようにしました。些細なことでも何か自分にできることはないか?と。
季節は真冬です。世界の状況や国内の状況、教育を取り巻く状況、経済の状況など季節と同じ厳しい状況のところが多々あります。そんな中でも、季節は確実に温かい春に向かっています。世の中も子どもたちを取り巻く環境も、この先より良い方向へ向かうと思念して、寒いのは苦手ですが、西中の子どもたちと職員と一緒になって頑張っていきたいと思います。