答案用紙 受験校への「ラブレター」
12月22日(木)
強烈な寒波や大雪が日本にやってきています。
大分市も、今晩から急激に温度が下がるという予報です。
3年生の子どもたちは、年明け直後にせまった私立高校入試、そして県立高校入試へと向かっています。
ここで、12月14日付けの朝日新聞で見つけた受験に関する記事を紹介します。
1・2年生にも、いずれ関係してくるので、ぜひ親子で読んでもらえたらありがたいです。
以下、引用です。
佐藤ママのきらり☆ヒント
「答案用紙 受験校への『ラブレター』」
受験もいよいよスタートです。本番の答案用紙に書く文字について、いま一度おさらいしましょう。授業用ノートとは違い、答案用紙の向こうに採点者がいるということを常に意識して文字を書くこと。採点者に気持ちよく採点してもらえるような文字でなくてはなりません。
特に、国語の記述問題は一字一字丁寧に書かないと、採点者は読み間違うかもしれないし、読みにくい文字では書いた内容をストレートに理解してもらえないこともあります。数字も「6」と「0」は特に注意が必要です。
学校のテストは、あなたの顔を知っている先生が、答案用紙の向こうにいるあなたを思い浮かべながら採点してくれます。しかし、入学試験はあなたのことを何も知らない採点者が、あなたの書いた文字のみを見て点数を決めますから、字が汚くて読みにくいということは論外なのです。
本番の答案用紙には、「この学校に入学したいので、一生懸命に問題を解き、心を込めて答案用紙を仕上げましたので、どうぞ見てください」という気持ちで向き合わなければなりません。それができてこそ、真の受験生と言えます。しかし、本番のときだけこびるような気持ちで書いてもうまくは書けません。12月の今から、心を込めながらも早く丁寧に書く練習をしましょう。
答案用紙は、採点者に出す「ラブレター」だと思うことですね。今のところ片思いですから、本番では振られないように心を込めて書いてください。
引用はここまでです。
「丁寧に」がポイントです。書道展や書き方展に入選するような文字という意味ではありません。誰が読んでも、「あ」なら「あ」と読める字が丁寧な文字だと私は思います。「自分は『あ』のつもりで書いた」…ではなく、丁寧に心を込めて書いていくことが大事です。
体調管理を十分にやって、万全の体調で入試に臨めるようにしておいてください。