新聞の読み方・作り方 出前授業
9月21日(木)
2年生が「総合的な学習の時間」で出前授業を行いました。
講師は、大分合同新聞社の総合企画局 三股秀明 様でした。
2部構成でお話をしてくださいました。
1部は、新聞を作る過程や政治部・経済部など記者が扱う記事の内容や仕事ぶりなどをスライドを使って説明がありました。
2部は、実際に記事を作るときにどのようなことに気をつけながら書いていけば、読みやすく伝わりやすいものができるかについて教えてくださいました。2年生は修学旅行後に、様々なテーマをもとに「修学旅行新聞」を作成する予定です。そのための事前学習として総合的な学習の時間での出前授業を行いました。
三股さんのお話は、様々な部署を経験しているので、とても具体的でわかりやすい内容でした。この話を聞いて、ジャーナリストになりたいな…なんて考える生徒もいたかもしれません。
来月は3年生を対象に、さらに深い出前授業をしていただく予定です。
三股さんは、「最近はネットニュースを読む人が多く、新聞離れが進んでいます。就活面接のときに世界のニュースや話題について聞かれることが多く、『新聞はどうやって読んだらいいのですか?』という質問を大学生から受けるんです…」とおっしゃっていました。また、「ネットニュースは、自分の興味あるものだけを追いかけることができます。なかには情報の真偽が疑わしいものもあります。一方、新聞は記者が毎日取材し、編集会議をして紙面作成をしています。新聞は興味ある記事だけでなく、そうでない記事も見出しが目に入ってきます。浅いけれど幅広い情報を得ることができるのが新聞です。ぜひ、新聞を読みなれてほしい」ともおっしゃっていました。