8月6日平和学習
大分県では毎年、ほとんどの小中学校で8月6日が登校日となっており、平和学習が行われています。
本校も毎年、全校一斉登校日として学習を行っており、今年度も広島に投下された原子爆弾についての資料を基に戦争と平和について考えていきました。
登校してすぐ、各教室で平和記念公園で開催されている広島平和記念式典の中継を静かに視聴し、8時15分には起立して黙祷を行いました。
その後、戦争と原子爆弾に関する動画を学年ごとに視聴しました。
〈1年生〉「原爆ドーム」
〈2年生〉「語られなかった真実」
〈3年生〉「刻みつけられた地獄」
平和祈念式典での、松井広島市長の言葉、子どもたちからの平和への誓い、そして原爆に関わる様々なビデオの視聴。今日のこの登校日でたくさんのことを感じ、考えたことでしょう。
実は、8月6日に平和学習を行っている自治体は全国的にも珍しいそうで、大人になってそれを知ったときはとても驚いたことを覚えています。
77年前、当たり前に過ごしている日常を、突然奪われた人たちがいるということ。
そして今日も、苦しみ、悲しんでいる人たちがいるということ。
この日に全校で集まって、過去の歴史について知り、平和について考える。それはこれからの未来にとって、とても価値あることなのだと思います。
8月9日は長崎原爆の日、15日は終戦記念日です。
77年前に思いをはせて、今一度戦争について、平和について、私たちのこれからの世界について、考えてみませんか。