第77回入学式が挙行され、1年生103名が入学しました。
新しい制服に身を包み希望に満ちた瞳で入学してきた新入生に出会い、とても嬉しく思います。
校長式辞では、
「私は常々、本校の校訓である【敬愛:自主:健康】を意識した態度や行動を執ってほしい、それが判田中世らしさであると言い続けています。…【校訓:敬愛】とは、人を敬い、人の痛みや悲しみ苦しみを理解し、愛情をもって接することです。学校生活の中で自他を尊重し、仲間との協働の中で良い人間関係づくり、良い友人関係を形成してもらいたいと思います。
【校訓:自主】とは、何事にもおいてもまずは自分で考え行動することです。学校生活や自分の身の回りの生活からどうすればもっと良くなるだろうか、あるいは何故、どうしてなのだろうかという問いを見つけ、そのための解決方法を探り、追及していく、そんな力を身に付けてほしいと思います。
【校訓:健康】とは、心身の健やかな様子のことです。早寝・早起き・朝ご飯などの基本的な生活習慣や各教科等の基礎的・基本的な知識及び技能をしっかり身に付けていくことが必要です。
以上のように、校訓は学校生活を充実したものにすること、とともに、『どのように生きるか』について考えるために受け継がれてきた言葉でもあります。新入生の皆さんは、これから始まる中学校生活の様々な場面において、【校訓:敬愛:自主:健康】を意識した態度、行動がとれる判田中生になってほしいと思います。」と、話がありました。
歓迎のことばでは、生徒会長上原理紗さんが、
「ご入学おめでとうございます。在校生一同、皆さんの入学を心待ちにしていました。…さて、今日は判田中が掲げる3つの校訓をぜひ覚えてください。1つ目は【校訓:敬愛】~相手を敬い慈しむことです。今日から同じクラスになった仲間に敬意と愛情をもって接していきましょう。この心がけで良い人間関係がつくられます。…さらに、【校訓:自主】、【校訓:健康】を謳っています。ためらわず挑戦する心、そして身体を鍛えたり面倒に感じることも全身を使って行動したりしてみてください。皆さんの心の満足と成長につながると思います。私たちはこの3つの校訓を柱に生徒会活動を展開しています。これまで培われた伝統を大切にして、さらに発展させたいと思っています。中学校生活がこんなにも楽しくワクワクするものなんだと思える場所にしたいですね。一緒に知恵と力を出し合いましょう。明日は登校したら会った人に一度立ち止まり、目を見て大きな声で「おはよう」といいましょう。そこから判田中学校の学校生活のすべてが始まります。困ったことがあったらいつでも私たちに声をかけてください。皆さんが安心して中学校生活が送れるように手助けしていきます。」と、述べました。
新入生誓いのことばでは、須藤亜月さんが、
「慣れない制服や校舎に緊張もありますが、新たに始まる中学校生活が楽しみでワクワクしています。中学校での目標は『新しい自分』を発見することです。学級や部活動、生徒会活動などでたくさんの人と関わり、会話を大切にしたいです。…苦手なことにチャレンジすることはもちろん、得意なことをもっともっと得意にして友達に教えられるようになりたいです。…中学校生活は楽しいこと、うまくいくことばかりではなく、難しいことや苦しいこともきっとあると思います。そう考えると不安な気持ちがわいてきますが私たちはきっと乗り越えていけると思います。なぜなら、私たち新入生のことをここにいる先生方や先輩方、地域の方々や家族が応援してくれているからです。何より友だちがいることが支えになります。…今日の日を祝い、応援してくださっているすべての方への感謝の気持ちを忘れず、これからの3年間を輝かしいものにできるよう、新入生みんなで助け合い、学び合うことをここに誓います。」と、述べました。
全校生徒342名となり、新たなスタートを切りました。
保護者・ご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます。3年間よろしくお願いします。