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7月6日 2年生 「渋染一揆」朗読劇

7月6日 2年生 「渋染一揆」朗読劇

 7月5日(火)の人権集会(保護者懇談会時)で行う予定でした2年生有志による「渋染一揆」朗読劇は、台風接近による臨時休業のため中止となりました。保護者懇談会で発表はできませんでしたが、本日は、2年生が体育館に集まり、発表を鑑賞しました。発表するために約3週間前から演技者は練習を重ねてきました。画像に合わせて感情を込めてセリフを言ったり、一人二役をしたりと工夫を凝らした発表でした。朗読劇のために努力をしてきた演技者の思いと、その思いを受け止めているかのように聞き入る生徒たちの思いが一体となっている雰囲気を2年生に感じました。
 この朗読劇を通して、また日ごろの人権学習を通して、日常生活にある偏見や差別に気づく感性や、差別を許さない強い心が育つことを願っています。
 学校生活で生じる不合理で差別的な問題があれば、みんなで発見し、解決する【校訓:自主】の力を育んでほしいと思います。
(生徒の感想より)
〇短い間の練習だったけど、最後まで素晴らしい朗読劇でした。
〇社会の授業で習ったけど、声優がつくことによってすごく分かりやすかった
。感情がこもっていたり、ナレーションも上手だったりクオリティが高いと思いました。
〇アクシデントが起こっても冷静に対応している姿がとてもかっこよかったです。見ている側としてすごく誇らしかった。
〇暑い中練習にがんばって成功したので嬉しかった。みんなの拍手が一つになって自分たちに向けられてすごく嬉しかったです。
〇一生懸命聞いてくれた仲間に感謝したいです。
〇改めて渋染一揆について学ぶことができたし、差別をするのはよくないと思いました。ありがとうございました。
「渋染一揆」
 岡山藩が領内の人々に出した、「衣類は渋染めか藍染めに限る」という差別的内容の倹約令に対して、領内53か村、千数百人もの人たちが命がけの手段である「強訴」を行い、嘆願書を受理させ倹約令を取り消したという江戸時代1855年に岡山藩で起こった史実。