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親和園との福祉学習会

親和園との福祉学習会

5月25日(木曜日)判田中学校恒例の福祉学習会を実施しました。老人ホーム親和園から理学療法士、介護福祉士、看護師、社会福祉士、管理栄養士、計10名が講師として来校し、各学年に分かれて講義をしてくださいました。1年生は「福祉用具の説明、リハビリ、介護業務」、2年生は「AEDの使い方、看護・相談業務」、3年生は「高齢者の食事、栄養・看護業務」について学びました。

福祉教育の目標は「温かい人間愛の精神を深め、他者への思いやりの心を持てる生徒を育成する」ことです。今回お年寄りとの交流はありませんでしたが、福祉学習を通して、豊かな人間関係の形成や共に生きる「共生」社会の意識の育成、社会福祉の基本的な知識・技能の習得【校訓:健康】、自他を敬愛する生徒の育成【校訓:敬愛】を目指していきます。
  
{生徒感想より}
「僕たちは一度、大分南高等学校福祉科を訪問して学習をしましたが、また新しい知識を得ることができました。カット食やとろみ汁、ゼリー状の食品をその人の状況に合わせて提供していることを知りました。将来の進路選択にとても参考になりました。自分はおばあちゃんがいるので、今回学んだことを少しでも生かせるようにしたいです。」
「高齢者の方の気持ちを考えたり、どうすれば高齢者の方が喜んでくれるのかを工夫して行動したりする福祉の仕事は素晴らしいと思いました。講師の方々が福祉の仕事にやりがいをもっている姿を見て、かっこいいなと思いました。将来、私も自分のやりたい仕事に就いてその職場で輝くことができるために、一日一日を大切にし、勉強を頑張ろうと思いました。」
「福祉について興味を持ちました。楽しく誤飲の予防をする「えんげ体操」や、カロリーを多く含むゼリー食など、たくさんの工夫で介護が成り立っていることを学びました。とてもいい経験になりました。もっと介護福祉士や管理栄養士について調べてみたいです。」