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5月25日(木)  親和園との福祉学習会

5月25日(木)  親和園との福祉学習会

   判田中学校恒例の福祉学習会を実施しました。老人ホーム親和園から理学療法士、介護福祉士、看護師、社会福祉士、管理栄養士、計6名が講師として来校し、各学年に分かれて講義をしてくださいました。福祉学習を通して、豊かな人間関係の形成や共に生きる「共生」社会の意識の育成、社会福祉の基本的な知識・技能の習得【校訓:健康】、自他を敬愛する生徒の育成【校訓:敬愛】を目指していきます。
 1年生は、車いすに実際に乗ったり押したりして実習を行い、「福祉用具の説明、リハビリ、介護業務」について学びました。2年生は、専用器具を使って心肺蘇生法を練習し、「AEDの使い方、看護・相談業務」について学びました。3年生は、介護用の器具を触ってみたり、経口流動食のとろみ汁を作ったりして、「高齢者の食事、栄養・看護業務」について学びました。
生徒は、熱心に講話を聴いたり、演習に取り組んだりしていました。
{生徒感想より}
「職員の方々の話でも、やはり一人一人に適した対応をすることは難しく大変なことだと感じました。その中でも、やりがいを見つけ仕事をしている職員の方々はすごいと思いました。私も日々の中で大変なことほどやりがいを見つけ、できるだけ前向きにとらえていこうと思いました。」
「私は将来看護師になりたいと思っています。講師の方とはまた違う仕事かもしれないけれど、同じようにお年寄りのお世話をする場面もあると思うので、その時はお年寄りの気持ちを考えて接したいと思いました。」
「AEDの使い方など、普段気にしていないようなことが分かったので良かったです。’肋骨圧迫’をするのは意外と力が必要で難しかったです。『何もしないのが一番の失敗』という言葉が心に残りました。勇気を持って行動することが大切なのだと思いました。」
「学習をする前は、正直福祉について興味はありませんでした。講師の方々の話を聞いていくつか疑問点などを考えることができてとても楽しかったです。」
「介護施設で働くことは経験や努力の積み重ねが必要なことがわかりとても尊敬しました。」