3学期が終了しました。修了式は体育館で行われました。
式では、各学年の生徒代表が、1年間の振り返りと、来年度に向けての決意を発表しました。
1年代表の久留主さんは、「体育大会、文化発表会、宿泊体験学習、SDGsの学習など、様々な行事で【校訓:敬愛・自主・健康】を実践してきた1年間でしたが、私たち1年生の今後の課題は、今まで培ってきた『周りを見て行動する力』、『時間を見て行動する力』を、日常生活に活かすことです。2年生になったら、3年生を全力でサポートし、新1年生に判田中の伝統を伝えていきたいと思います。赤ジャージ全員で、より素晴らしく、尊敬される2年生になっていきます。」と、述べました。
2年代表の長峰さんは、「今年度を振り返ると、体育大会や修学旅行等、様々な行事で【校訓:敬愛・自主・健康】の中で、特に『自主』が多く試される1年間でした。3年生になったら、『当たり前のことを当たり前にできる学年、学校』を創っていきたいです。先輩たちのように『残す3年・魅せる3年・羽ばたく3年・当たり前のレベルが高い3年』を実現していくために、一人ひとりが敬愛の心を行動で示し、自分の立場に自覚をもって何ができるのかを自主的に考える必要があります。学年が上がれば大変になってきますが私たちと一緒に頑張りましょう。」と、述べました。
校長式辞では、「2人の生徒代表のように皆さんは、校訓を実践するという意識が心の中に浸透していますので、今後は先輩として、新しく入学してくる1年生に校訓の理念と活動を引き継いでいってほしいと思います。」
また、イソップ物語の『3人のレンガ職人』の話を紹介され、「今自分が行っていることに自分なりの価値を見出すことの大切さや、やらされるのではなく自分からやる気を出すことの大切さ、そして目先のことだけでなく、いつも『何のため』という目的意識を持つことの大切さを、皆さんも進級を前に考えてみてください。4月になると1年生が入学してきます。生徒と先生が一緒になって校訓を体現する取り組みを継続的に実践し、これまで以上に判田中学校を盛り上げてくれることを願います。」と、話がありました。
式の最後には、全校で校歌斉唱を行いました。今年度、初めて全校で校歌を歌う姿を見ることができて感慨深いものがありました。
春休みが明ければ、1つずつ進級します。新たなスタートに向けて、意欲に満ちた皆さんに会えることを楽しみにしています。1年間、本校の教育に関しまして、ご理解、ご協力いただきありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。