体育大会「百火繚乱」
5月23日(金)、天候不順により1日遅れで体育大会を行うことができました。前日の設営や準備のおかげで、当日を絶好のコンディションで迎えることができました。2週間の間、「百火繚乱」のスローガンのもと、全校生徒の心に徐々に火がつき、広がっていくのがわかりました。全校練習や学年練習を実行委員を中心に自分たちで運営し、それに応えるように全校生徒の士気が高まっていきました。特に応援練習では3つの組が競い合い、連日、中庭が活気で包まれました。
体育大会の開催にいろいろな想いも見えました。実行委員長による開会宣言や選手宣誓にこれまで創り上げてきたものの集大成のスタートが感じられました。また、イメージ画を発表する美術部…発表する部長に絵にかけられた想いを感じましたし、絵を披露するメンバーからは自分たちの描いたものを発表する楽しみを感じることができました。それぞれが自分たちを表現することの充実感を持ったスタートとなりました。
競技がスタートすると、力を抜く生徒は一人もいなく、係の生徒も自分たちの責任を果たそうと必死に動く姿が見られました。その中でもフォークダンスでの2度のアンコール…競うだけでなく、みんなで楽しむことを優先できる温かい雰囲気を感じました。
最後に実行委員長から「お疲れさまでした」「ありがとう」「本当にみんなが素晴らしかった」「だからこそ、これが終わりではない」「これからが大事」…そんな言葉が残されました。百の炎が合わさって熱気に帯びた体育大会だからこその言葉でした。よき疲労感、感謝の気持ち、成就感、希望…この大会を通じて、いろいろなことを学ぶことができた判中生でした。これからも感動的なドラマを創り出してくれることと思います。