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のつはる少年自然の家宿泊体験(5年生)

のつはる少年自然の家宿泊体験(5年生)

12月4日(木)から5日(金)の1泊2日で、5年生がのつはる少年自然の家に宿泊体験学習に参加しました。

入所式では代表児童が、「仲間と協力して大自然を思いっきり楽しみたいです。」と抱負を述べました。

1日目メインの活動は登山です。雨乞い岳、烏帽子岳、鎧ケ岳を縦走する行程3時間以上の険しいルートに5年生たちが挑戦しました。最初から勾配がきつい階段状の山道が続き、中には心が折れそうになる子もいましたが、だんだん体が慣れて、岩場に手をかけてよじ登ったり、鎖場で鎖を引き寄せながら登ったり、アスレチックのように楽しんでいる子もいました。2つ目の頂上である烏帽子岳山頂からは、はるか遠くの別府湾が見え、素晴らしい眺望に子どもたちは感動しているようでした。長いルートを上ったり下ったりしながら、互いに励まし合う声や応援する声が聞こえてきます。感心したのは、慣れない登山に苦戦して遅れそうになっている子を気遣って、様子を見に休憩場所の少し手前まで戻って待っている子たちがいたことです。みんなで励まし合いながら参加者全員が踏破することができました。

子どもたちが夕食後に楽しみにしていたことが「天体観察」です。ところが屋上に出てみると、満月の前日で月明かりのため星があまり見えません。しかも前日から到来した寒波で凍えそうな気温でしたので、すぐに天体ドームに移動し大型の天体望遠鏡で月面観察をさせていただきました。コンピュータ制御で自動的に星を追跡するシステムに子どもたちは興奮気味でした。

2日目の活動はウォークラリーでした。班ごとにルートを相談し、できるだけたくさんのポイントを訪れ、協力して問題を解いていました。一番遠い21番ポイントでは、高台の上から遠くは別府市の遊園地アトラクションが見えるということで、子どもたちは必死に探しているようでした。どの班も互いに知恵を出し合い、道を探したり問題を解いたりする中で、絆を深めているように見えました。

退所式では所長さんから2日間の成長した点よかった点を褒めてもらいました。同時に課題を見つけて今後に生かすようご助言をいただきました。今回の宿泊体験は、最上級生になるための準備期間と位置付けられるので、外部の方から評価をいただくことは5年生にとって良い機会だったと思います。

自然の家を後にして、動物愛護センターに立ち寄りました。所長さんの講話や施設の説明を受けた後、2班に分かれて施設見学をさせていただきました。保護された犬や猫を目の当たりにして、純粋に愛おしく思ったり、その境遇に思いやったりする発言が多く聞かれました。

活動の様子を画像でまとめておりますのでご覧ください。