火起こしと勾玉づくりに挑戦(6年生歴史体験学習)
12月1日(月)に大分市歴史資料館の方々をお招きし、6年生が歴史体験学習に参加しました。
まずは、校舎南側のフラワーロードで、火起こし体験を行いました。歴史資料館の学芸員3名の方々のご指導で、弓式の火起こし器を使い、班ごとに挑戦しました。錐もみ式に比べると火が起こりやすいそうなんですが、煙は出るけどなかなか着火しない様子で、子どもたちは苦戦していました。しかし綿等の着火補助材をくべたり息を吹きかけたりして火がつくと、ため息や小さな歓声があちこちで聞かれました。古代の人々の知恵に感心するとともに、現代のガスや電気のありがたさを感じたようでした。
図工室に場所を移して、勾玉づくりにも挑戦しました。やわらかい石をやすりで削り、角を落としていきます。根気がいる作業でしたが、削っていくうちにだんだん形ができてくると、6年生たちはすごい集中力でどんどん仕上げていきました。最終的には、ビニール袋の中で好みの色の染色剤に漬け込み、色がなじむまで2~3日待てば出来上がりということです。
今回の体験学習で扱った内容は修学旅行で訪れた吉野ケ里遺跡とつながります。6年生は1学期の社会科ですでに学んでいる内容ですが、古代の人々の暮らしや儀式の道具作りを体験することでさらに学びを深めることができました。





