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七輪を使ってみた

 2月7日。

 3年生の総合的な学習の時間の取組として、「昔の道具を使ってみよう」というのがあります。3年生は、見学遠足で歴史資料館を訪れ、ちょっと前の時代の人々が暮らしに使っていた道具を見せてもらったり、資料館の方の説明を受けたりして、そこからわかったこと、感じたことをまとめるなどの学習をしてきました。今日は「体験学習」として、実際に七輪で火を起こして食べ物を焼いて食べるということをしてみました。

 3年生はマッチで火をつけるのも初めてで恐る恐るという感じでしたが、しだいに慣れていき、どの班も何とか炭に火を点けることができました。今の家庭のガスレンジや電気のありがたさがわかったと思います。

 七輪でお餅とマシュマロを焼いて食べました。七輪を囲んで、焼けるまでじっと食材を見つめながら待ったり、その間にみんなで会話をしたりして、今のような便利さや手軽さはないですが、人と人のふれあいやぬくもりは、今の時代よりあったように思います。子どもたちはとても満足そうに、笑顔で「美味しい!うまい!」と、言いながらお餅やマシュマロをほおばっていました。「こんな楽しい授業を準備してくれて、ありがとうございます!」と、担任の先生にお礼を言いにくる子どももいました。先生も嬉しくなりますね。

 また、今回、8名の保護者の方が授業のお手伝い、見守りをしてくださいました。とても助かりました。ありがとうございます。これからも「心豊かな」丹生っ子に、成長していってほしいと思います。