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命の授業

 1月31日。

 5年生で「命の授業」を行いました。おおいた動物愛護センターの職員の方が、保護したワンちゃん1匹と共にいらっしゃって、大分県の現状やペットへの向き合い方などについて、一緒に考えました。

 ワンちゃんの名前はモップです。始めに子どもたちはモップをなでてみました。「モフモフしていて気持ちいい」「可愛い!」などの感想を発表してくれました。大分県が犬や猫の殺処分の件数で全国ワースト6位であることを知ったり、殺処分される悲しい犬のお話を聴いたりして、「悲しい犬を少しでも減らすにはどうしたらよいか」という課題をもって考えていきました。

 「最後まで責任をもつ」「人にも命が大切なように犬にも大切な命がある」「飼う前に考える」「犬の性格を知る」「問題が起きたら新しく保護する人を探す」「ポスターやSNSを使って情報を発信する」「センターに相談する」「ボランティア活動をしている方々を探す」「犬の魅力を知ってもらう」など様々な観点から意見が出されました。最後は、「『命を預かる責任』ということが最も大切ではないか」と考える子どもたちが多数を占めました。そして最後にもう一度モップと触れ合って授業が終わりました。

 愛護センターの方々が、「真剣に考える態度や、発想の豊かさなど、ほんとに素晴らしい子どもたちですね。いい時間が持てました。ありがとうございました。」と、5年生を絶賛して帰られました。いえいえ、こちらこそ感謝です。命の重みを感じ、考えることができました。「心豊かな」丹生っ子に、これからも成長してほしいです。