見学遠足５

　11月21日。

　11月18日(金)に、5年生が見学遠足に行きました。見学先は、大分空港と大分合同新聞印刷センターです。5年生は、社会科で県内の産業について勉強をするので、地元の企業や工場、市場などを訪れたいのですが、ここ数年、コロナ禍で受け入れが難しく、行先がなかなか決まりません。それでもどうにか受け入れていただき、お陰様で子どもたちは楽しく学ぶことができたようです。

　大分空港では、整備の様子から荷物の積み込みまでを飛行機の間近で見ることができました。エンジンがどこにあり、給油はどうするのか、など普段は見ることができないようなところまで見せていただいたようです。行動制限のない金曜日でしたから、空港の様子もほぼコロナ前に戻ったようで、3000人以上の乗客と、400人のスタッフなど、考えていた以上の規模の大きさに、子どもたちはびっくりしたようです。5年生の話を聴いたり質問をしたりする態度がとてもよかったので、「施設の中を自由に見学してよい」という許可がいただけたそうです。さすが5年生。

　合同新聞印刷センターでは、版を作ったり印刷をしたりする様子を見、また印刷前の大きなロール紙を見せてもらったり、その日の朝刊をいただいたりしました。工場はとてもきれいで、設備も充実していたようです。最近では新聞をとっていない家庭も多いですが、新聞に興味関心を持つことができたでしょうか。

　現場で使われている様々なオートメーションや仕組みには人間の知恵が生かされているし、そこで働く人々からは仕事に対する熱意や誠実さが感じ取れたのではないでしょうか。学校とは違う場で、いろいろなものを見て、知って、視野を広げ、夢や目標、将来のことを考えるきっかけになるとよいです。