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見学遠足4

 11月11日。4年生見学遠足。

 登校班のお友だちと登校せずに、一人で早めに学校にやってくる4年生がたくさんいました。登校班の人と一緒に登校しても十分間に合うのですが、楽しみな行事の時は気がはやるのでしょう。朝から嬉しそうで、元気いっぱいの4年生でした。

 はじめに、別府の「太陽の家」に行きました。創設者の中村裕博士は、身体に障がいのある方の社会参加や仕事を通しての自立、またスポーツ活動を推進された方です。

 展示されたパラリンピックの聖火トーチや選手のユニフォーム、メダルの授賞式に使われる表彰台を見て、感激する子どもたち。また、実際に働いている方の様子を見学し、障がいのある人でも働けるように、その人に合わせて働きやすい工夫がされていることに感銘を受ける姿が見られました。

 ホルトホール内にある「ヒューレおおいた」では、高齢者疑似体験、妊婦疑似体験をさせていただきました。「太陽の家」で車いすの体験もさせていただいたことと合わせて、その大変さを実感するとともに、今回、様々な立場の人のことを勉強し、誰もが暮らしやすい社会にするためにどんなことが大切かを考える良い機会になりました。

 4年生は、訪れた施設の方々の話をメモを取りながら熱心に聴き、一人一人が大切にされることの意義や望ましい社会のあり様をしっかり考えることができました。朝から楽しみにしていただけのことはあります。学びの多い一日でした。