260706
5年生と6年生は、体育で、水泳の学びをしていました。文部科学省の水泳指導の手引きによると、水泳系の学習の特徴は、「水の中で運動する」との点で、陸上における各種の運動と違う点を理解することが重要とのことです。水の物理的特性は、浮力、抵抗、水圧です。これらを理解することが、「水泳系で求められる身体能力を身に付けること、また、水中での安全に関する知的な発達を促すこと、さらに、水の事故を未然に防ぐ論理的な思考力を育むこと」の学習に、大きく関係すると書かれています。水泳を指導する大きな意義のひとつは、水の事故を未然に防ぐことです。このためには、水の中で浮くこと、泳ぐことが必要となります。5年生と6年生の泳ぐ姿を見ていて気になることは、力任せにできるだけ長い距離を泳ごうとする姿です。力任せに泳ぐと体力を消耗しますので、長い距離は泳げません。また、プールだから立つことはできますが、水の事故に遭遇するような場面では立つことができないことがほとんどです。息継ぎをして、ゆったりでも長く続けて泳ぐことが、命を守る行動につながると思います。正しい息継ぎを覚えることが、力任せに1m長く泳ぐよりも遥かに大切なことなのです。
