【校長コラム No.21 評価】
個人でも組織でも、目標を設定することはとても大切です。目標を設定したから、さらにそれを公言したから、目標を達成できたという経験はないでしょうか。目標を設定した後に大切なことは、どのような取組をすることで目標を達成するか、いわゆる羅針盤作りです。取組は具体的であればあるほどよいと考えます。最後に大切なことは、自分で正しく評価することです。主観的に判断するのではなく、客観的に、できたことはできた、できなかったことはできなかったと評価します。また、取組が目標達成に寄与したかも正しく評価します。これができれば、目標、取組の設定の仕方が上手くなり、目標達成の確度も上がるはずです。最後に忘れてはならないことは、最終的な評価は人がするということ。その評価が納得できなれければ、なぜそういう評価であるかを質問すればよいだけのこと。きちんと説明してくれるはずです。自分を評価することも、人を評価することも、能力のひとつです。根拠を持って、つまり、人に説明できるように評価することが肝要です。