251023
4年生は、算数で、分配の法則を学んでいました。例えば、(10-3)✕5=10✕5-3✕5。図を描いて、分配の法則が成り立つことを確かめていました。この分配の法則を知ると、計算の仕方を工夫することができます。例えば、13✕7ー3✕7を計算しなさいという問題。分配の法則を知らないと、まず、13✕7=91を計算し、次に3✕7=21を計算し、最後に91-21=70と答えを出します。ところが、分配の法則を知っていると、(13-3)✕7=10✕7=70と、暗算で答えを求めることができます。便利ですね。知る喜びだけでなく、知ったことを使う喜びを感じられると思います。
5年生は、社会科で、自動車工場について学んでいました。日本の自動車産業は、日本の経済を支える基幹産業ですね。まず、鉄、ガラスなど、いろいろな素材が使われます。部品の数は、小さいネジまで入れるとおよそ3万点です。たくさんの人が自動車産業に関わっています。製鉄会社から購入した薄板をプレスし、組み立てていきます。工場は24時間稼働で、働く人は2交代制、3交代制などで働きます。例えば、3交代制は、朝勤務、昼勤務、夜勤務に分かれます。工場にもよりますが、朝勤務は朝7時から午後3時まで、昼勤務は午後3時から午後10時まで、夜勤務は午後10時から朝7時までなどです。勤務のシフトは、およそ1週間おきに変わります。
6年生は、理科で、化学反応について学習をしていました。塩酸とアルミニウムを反応させるとどうなるか。実験してみると、化学反応を起こすことがわかります。化学反応の後、塩酸アルミニウムと水素ができます。では、できた塩酸アルミニウムに塩酸を反応させるとどうなるでしょうか。実験をしていました。反応しません。アルミニウムは、塩酸アルミニウムと、異なる化合物になっていたからですね。こういう化学の反応は、中学生になると、式で表すんですよと、先生は伝えてくれていました。例えば、塩酸は「HCl(えいちしーえる)」。早く、中学校で学びたいと思った子どもがいたかもしれません。
2年生は、算数で、かけ算九九の5の段と2の段を完璧にしようと学習していました。九九を逆から言ったことがありますか。これが、意外と難しいのです。ですが、逆から言えるようになれば、普通の九九はすらすら言えるようになります。子どもたちは、友だち3人に、逆から言う九九を聞いてもらっていました。なお、国語の音読のように、何度も何度も音読すれば、覚えようとしなくても覚えられます。できるだけ早く音読する、というのも、よい練習になります。