250905
3年生は、算数で、あまりのあるわり算を学んでいました。このあまりのあるわり算は、確かめる計算をすることができます。例えば、50÷8。50÷8=6あまり2。8✕6+2=50。最初の50となりました。この数字が出てきたということは、わり算も正しいと判断できます。確かめ算をすることで、自分のミスを防ぐことができます。確認するくせは、早いタイミングでつけることをおすすめします。テストに取り組む姿を見ていて、ちょっと違うなと感じる点は、早く提出することがよいと勘違いしている点。3年生教室でも、4年生教室でも子どもたちに伝えたことがありますが、「早い」と「正しい」ではどちらがよいか。もちろん、「正しい」です。時間内であれば、遅くても正しいが正解です。テストが返却されて、間違いがあったとき、あ、これ、凡ミス(単純なミス)。わかっているから大丈夫、という子どもがいます。大丈夫ではありません。確かめる必要があるということを、全然わかっていません。繰り返し、伝えます。小学生では、早さはそれほど求められないと思います。
6年生は、国語で、「いちばん大事なものは」の学習をしていました。まず、前時、ピラミッドチャートに、自分が大事だと考えているものを書いていました。iPadでロイロノートを使います。自分の命を除いて、何がいちばん大事か、ピラミッドの頂点に配置したものについて、次は、クラゲチャートを使って、その理由を、5つ程度、考えます。そして、今日。自分が考えたいちばん大事なものを、グループで発表し、対話をします。対話の練習も学びです。最後に、ふり返りをします。友だちの意見も聞いて、対話して、最終的に自分がどう考えたかをまとめます。対話では、共感する点に同意したり、疑問に思った点を質問したりと、テニスのように、話のラリーができればよいですね。難しいですが、練習あるのみです。ポイントは、否定しないこと。否定と批判は違います。さて、6年生の授業態度はどうでしょうか。静かにふり返りをタブレットで書いている様子を見ていただくとわかると思いますが、とても落ち着いて学びに向かっています。まだ、2学期が始まって1週間ですが、とてもよい姿勢だと思います。