学校だより No.11 R7/9/3
■野津原小学校の4つの課題
1学期末保護者アンケートにご協力いただき、ありがとうございます。いただいたご意見も踏まえて、もっとよい野津原小学校を目指して、教職員一同、2学期も精一杯取り組んで参ります。ご家庭におかれましても、子どもの成長を学校と共通のゴールに定めて、より一層のご理解とご協力をいただければと存じます。
学校アンケート結果から、4つの課題が見えてきました。見逃してはいけない問題は、児童と保護者のギャップが大きいことです。子どもはできていると評価している項目を、大人はできていないと評価しています。この点は、学校でも「期待する姿」や「ゴール」という形で伝えていきますので、ご家庭でも、声かけ、アドバイス、何よりも対話を大切にしていただければと思います。僭越ながら、学校とご家庭の両輪で課題解決に取り組むことにより、子どもの成長を確かなものにしたいと考えます。ここで、両輪が必須です。片輪ではその場をぐるぐる旋回してしまいます。課題を見つけることは、成長の第一歩。課題と現状とのギャップを縮めていこうとする力が働きます。課題がわからなければ、現状から成長することができません。このように課題を見つけることができたことを前向きに捉えています。なお、学校への要望や相談は、学校アンケートのタイミングを待たず、いつでもお申し付けください。検討して参ります。繰り返しになりますが、子どもの成長という共通のゴールを目指しましょう。
■野津原中学体験入学
9月24日(水)に、野津原中学への体験入学を予定しています。対象児童は5年生と6年生ですが、保護者の方も参加いただけます。体験入学の主な目的は、小学生の中学校に対する心理的ハードルや不安の解消と、野津原中学校の教育環境の理解です。保護者の方が参加すれば、保護者の方の視点で野津原中学校の教育環境を理解いただけると思います。お時間許すようでしたら、ぜひ、参加いただければと思います。
小中一貫教育について小学校と中学校が協議する中で、今年は、6年生に加えて5年生も体験入学させてもらえることとなりました。これを踏まえて、野津原中学校では、3年生が中心となり体験入学の企画運営、準備をしてくれているようです。計画してれている授業体験の数と方法を聞いて驚きました。11にも及ぶ授業(五教科、副教科)の中から、一人当たり2つの授業を選択して体験できて、さらに、小学生がわかるように、中学生が説明してくれるとのこと。小学生にとって中学校はまだまだ未知の世界。期待が膨らみます。学校規模には大小があり、それぞれメリットとデメリットがあります。規模が小さい学校は手厚い指導が受けられると想像しますが、体験入学する子どもたちには、事前に、中学生に聞きたいこと、中学校の先生に聞きたいことを整理してほしいと思います。そして、当日、聞きたいことの説明がなければ、勇気を出して質問をしてほしいと思います。発表やプレゼンは事前準備ができますが、質疑応答はぶっつけ本番。せっかくの素晴らしいチャンスを活かしてほしいと願います。キャリア教育はすでに始まっているのです。