250827
学校のよさは、何だと思われますか。節目節目がはっきりしていて、季節感があること。私は、学校の最もよい点は、そういうことだと考えます。今年度は今年度で完結する、というのも学校のよさのひとつです。リセット、次のステップへの移行と言えばよいでしょうか。企業にも、決算時期という節目はあるのですが、あまり季節感を感じたことはありません。仕事についても1年というくくりのものもありますが、プロジェクトでは数ヶ月単位のものから、研究開発では3年や5年単位など中長期的なものまであり、必ずしも1年単位で完結しません。
いよいよ、9月1日から野津原小学校の2学期が始まります。大きな節目です。夏休みから気持ちを切り替えて、2学期に臨もうという気持ちが湧いてくると思います。教職員もきっと同じでしょう。夏休み期間中は、学校に来て仕事をしても、子どもたちがいるわけではありません。ところが、9月1日には、間違いなく子どもたちが登校してきます。気持ちに張りができること、間違いありません。人間、緩むことも必要ですが、緩みっぱなしではいけません。2学期という節目に、緩みが取れて、気持ちを新たにできる、学校にはそういうよさがあると思うのです。
教職員の働き方の課題のひとつに、年次有給休暇の取得があげられます。年次有給休暇の付与日数は法律で決まっています。私は最近まで知らなかったのですが、アルバイトやパートタイム労働者であっても、要件を満たせば、年次有給休暇を与えないといけません。さて、話を戻しますが、当然、教職員にも年次有給休暇が付与されています。ところが、考えていただけるとわかると思うのですが、子どもたちが学校に来ている期間は、なかなか年次有給休暇を取得できないのが実情です。そうなると、夏休み期間など、子どもたちが学校に来ていないときに、年次有給休暇を取得することになります。計画的な年次有給休暇の取得が少しでもできるように、協力できることがないか、考えています。