250723
今日も、青空でよく晴れています。校長室には、蝉の鳴き声だけが聞こえてきます。夏休み期間こそ、見通しを持つことと計画を立てることが大切です。想像していないトラブルや、急な病気などで、計画通りにいかないこともあります。だからと言って、計画を立てる必要がないというのは暴論です。単なるかっこの悪い言い訳です。そういう場合は計画を見直せばよいですし、予めある程度のリスクがあることを計画しておけばよいのです。一学期、子どもを前に、やりたいことは夏休みにしようと考えた先生方は多いと思います。そこに落とし穴はないでしょうか。そもそも、ご自身の夏休み期間に働ける時間は何時間か、おおよそでもご存知でしょうか。あれもこれも夏休み期間中に、というのは無理があると思うのです。夏休み期間に使える時間がどれくらあるかを見積もって、大切なことからやらないと、結局、あれもできないこれもできないという状態で二学期始業式を迎えます。そんな経験はありませんか。今年は、働き方を変えてほしいと願います。
夏休み期間の持ち時間を計算してみました。夏休み期間中に使える時間は、夏季休暇を除いて、178時間です。これが最大時間です。ここから、年休、校内研究、研修等の出張の時間が引かれていきます。無尽蔵にあると勘違いしてしまいがちな夏休み期間。案外、使える時間は少ないものです。だからこそ、見通しを持ち、計画を立てて、夏休み期間を有意義に使っていただきたいと思います。