250715
2年生は、特別活動で、なかよしフェスティバルの準備をしていました。お店が2つ、前半と後半の2回、ということから、クラスを4班に分けていました。先生は、班にひとり、リーダーを決めてください、と言われました。その後、どういう人がリーダーになればいいですか、との問いかけ。「えらい人。」「え、えらい人でいいの。」「やさしい人。」「みんなのことを考える人。」「最後まで、決めたことをする人。」「みんなと相談できる人。」「まとめることができる人。」いろいろな意見が出ていました。先生は、最後に、できるという人、チャレンジしたいという人が、なってくださいと伝えました。4班のリーダーの決め方に注目してみていました。選挙演説っぽいことをするのかなと思っていたら、どの班もじゃんけんで決めていました。リーダーとはどういう人かをわかったうえで、リーダーになりたいと多くの子どもが手をあげたことは立派です。経験を積むことも大切ですね。4年生は、算数で、概数、概算の学びをしていました。例えば、じゃがいも197円、にんじん115円、たまねぎ189円。この学びの課題をはっきりさせておく必要があります。おおよその合計がいくらになるかを、簡単に知りたいということが課題です。二つの考え方が出ました。じゃがいもはおおよそ200円、にんじんはおおよそ100円、たまねぎはおおよそ200円、合計はおおよそ500円、という考え方。もう一つは、197+115+189をひっ算で計算します。501円。したがって、おおよそ500円。どちらの考え方がよいかをクラスで聞くと、後者を支持する子どもが多い結果。ここで、再度確認すべきは、おおよその合計を簡単に知りたいという課題です。スーパーマーケットでよく見かける光景ですね。どちらの考え方であれば暗算できるでしょうか。前者ですね。これまで、正確に計算することを習ってきていますので、概算という考え方に多少とまどうかもしれません。今日の学びで、正確に計算しようとすればできるし、簡単に計算したいときに概算もできる、という柔軟な考え方ができるとよいですね。