250707
6年生は、分数の割り算を学んでいました。いわゆる、もとにする量が何かを明らかにする学びです。例えば、ジュースを3日間連続で飲みました。おとといは2/3L、昨日は5/4L、今日は2/5L。昨日飲んだ量は、おととい飲んだ量の何倍ですか、という問題。何を基準とするか、もとになる数字は、おととい飲んだ量ですから、2/3Lですね。ですから、(5/4L)÷(2/3L)の計算をすればよいとわかります。5/4÷2/3=5/4✕3/2=15/8。15/8倍飲んだことになります。およそ2倍ですね。もとにする量が何かをはっきりさせれば、ものにする量が分数であっても怖がる心配はありませんね。一番してはいけないことは、でてきた数字を適当に計算することです。これでは、もとにする量が不明確です。正しく計算できる場合もあれば、正しく計算できない場合もある、ということでは困りますね。何の何倍ですかと聞かれたとき、何のにあたるものがもとにする量ときっちりと覚えておきたいですね。