250702
今朝、子どもたちが、枝豆にさやができていることを見つけていました。そう言えば、先週、先々週くらいに、白い小さな花を咲かせていました。さやの中の豆はまだまだ丸みを帯びていませんが、これからどんどん豆の形になっていくと思います。成長が楽しみですね。みなさん、ご存知の枝豆と大豆の違い。おさらいです。大豆の若い状態、未成熟で緑色のときに収穫されたものが枝豆、枝豆の時期を通り越して、完熟して乾燥したもの、黄色い豆が大豆。都会に住んでいるときには関心もなく、この違いを知りませんでした。同じものを見ても、素通りする人と、感動する人がいるのは、興味、関心の違いなのでしょう。学校では、先生方が、子どもたちの興味、関心を引き出す授業を展開するように努力してくれています。子どもたち、一人ひとりの興味関心にはばらつきがありますので、なかなか難しいのですが、今日もトライアルされています。
熱中症アラートのため、今日の中休みも運動場での遊びは禁止となりました。子どもたちは、落ち着いて教室で過ごしているようです。
校長室の前に、給食室があります。その給食室に、各学年の給食当番が、給食を取りにくるのですが、お世話をしてくれる先生に対して、あいさつをします。「よろしくお願いします。」「おいしい給食、いただきます。」学年によって、少しずつあいさつは違うのですが、相手に感謝の気持ちが伝わるように、あいさつするのがよいと思います。今日、ある学年の先生が、あいさつに気持ちがこもっていないこと、声そのものが小さかったことを受けて、あいさつをきちんとしなさいと指導されていました。あいさつは勉強よりも大切と、言われていました。実は、私もそう思うのです。そのため、今年の学校経営の重点の一番最初に「相手意識」を設定しました。テストでよい点をとる勉強は、自分が勉強しさえすれば、相手意識が欠けていたとしても、ある程度、高い点数はとれると思います。ですが、社会に出て必要となる力は、テストの点数だけではないのです。むしろ、あいさつや礼儀、コミュニケーション力など、相手意識にかかわるものなのです。なぜかと言えば、相手も人だからです。そこのところを、きっちりと小学生の間に認識することが大切だと思うのです。ただし、勉強する必要がないとは全く思っていません。相手意識のある人が勉強すれば、鬼に金棒の状態になると思います。給食室の前にある校長室も、悪くありませんね。
野津原中学校との小中合同の会議の中で、野津原中学校に進学する児童を増やすにはどうすればよいか、なぜ、野津原中学校への進学率が低いのか、という発言がありました。部活の数が少ないからか、坂があるからかなど、具体的なことも挙げられました。そこで、何が悪いかということではなくて、理想の中学校に何を求めるかという聞き方をしてはどうかと提案させていただきました。聞きなじみはないと思いますが、品質工学という手法で、何を大切にしているのかを明らかにできます。今日、時間が少しあったので、6年生に回答してもらいました。次回の小中合同会議までに、解析してみたいと思います。