学校だより No.5 R7/6/5
令和7年度野津原小学校の修学旅行
修学旅行に行く前の日。校長室に保管されている卒業アルバムを手に取りました。修学旅行がどういう雰囲気かを知るためです。アルバムには文集も付いていました。文集のお題は六年間の思い出。半分以上の子どもが、修学旅行を挙げていました。翌日の早朝、良い思い出になればいいなという思いで、学校に向かいました。
長崎は今日も雨。よく聞くフレーズですが、二日とも雨知らずのくもり。六年生の日頃の行いのおかげと、解釈しています。最初に訪れた佐賀県宇宙科学館。リニアモーターカーやスペースサイクリングで、科学技術の凄さを体験します。理科の延長である科学、技術にも興味を持ってもらいたいものです。長崎での昼食は、皿うどんや春巻きなど。その後は、楽しみにしていたお土産購入。渡す相手のことを考えて、すなわち、相手意識を持ち、おこづかいの範囲でお土産を購入します。その後、いよいよ平和学習です。長崎原爆資料館では、事前学習した内容を確かなものにしていきます。百聞は一見に如かず。平和公園では、全員で平和の誓いを述べました。6年生には、学校のリーダーとして、学校の平和を築き、維持してほしいと願います。学びの後、島原のホテルに移動。結婚式場のようなホールで、豪華な夕食です。長崎の具雑煮、かんざらしに加えて、チキンカツ、マカロニグラタン、厚焼玉子、きんぴら、とり照焼きと続きます。誕生日を迎えた二人にハッピーバースデーを歌います。食後は、温泉の大浴場。その後、部屋で遊び、語らいます。二日目は、朝食の後、雲仙岳災害記念館で土石流、火砕流について学びます。豊かな自然は時として脅威となること、防災の大切さを学びます。そして、遂にその時が訪れます。グリーンランド。班毎にアトラクション巡りです。私はC班。「校長先生、行きますよ」の声に、「はい」。何年も前に、もう二度と乗らないと誓ったはずの乗り物に気がつくと乗っている自分がいました。スピンマウス、GAO、NIO。絶叫するしかありません。この修学旅行では、6年生のまじめに学ぶ姿、班活動で協力する姿など、間近で見ることができました。卒業するまでにもっともっと成長することでしょう。楽しみが増えた修学旅行です。
書く力・表現する力の大切さ
野津原小では、校内研究として、書く活動と表現す活動を中心とした国語科の指導と支援の工夫に、取り組んでいます。自分の考えを述べたり、書いたりすることは、学校でも大切なことなのですが、学校を卒業して社会に出ると、より一層、大切になると実感しています。そのため、早いタイミングで、書く力、表現する力の基礎を身につけてほしいと願います。では、書く力と、表現する力を身につけて、さらに高めていくには、どうすればよいでしょうか。多くのよい事例を見ること、自分で書いたもの、表現したものを見てもらい、よい点と改善点についてアドバイスをもらうこと。何よりも、たくさん書いたり、表現すること。ローマは一日して成らず、です。