よい先生
教室を回っていると、担任の先生が、適切なタイミングで子どもたちに話をしてくれている場面に出会います。例えば、低学年の教室では、そうじ箱に隠れることや、ドア付近で人を驚かす行為について、どういう危険が潜んでいるかなど、子どもたちに考えさせていました。面白半分、ふざけてやることに、思わぬ危険が潜んでいることがあります。例えば、そうじ箱に隠れたとき、扉が開かなくなる危険があります。掃除道具でけがをするかもしれません。衛生的でもありません。例えば、ドア付近で人を驚かした時、驚いた人がドアのガラスに頭をぶつけるかもしれません。ガラスが割れてしまうかもしれません。こういうことも、考えて行動することのひとつです。子どもたちは経験が少ないため、あまり像力が働かないかもしれません。だからこそ、身近に潜む危険について適切なタイミングで指導すること、伝えることは重要となります。
よい先生とは、どういう先生でしょうか。子どもにとってよい先生は、叱らない先生、注意しない先生かもしれません。でも、それは、単に都合のよい先生です。都合のよい先生になって、子どもたちから人気を得ても何の意味もありません。よい先生とは、子どもが気づいていない危険な行為や人が嫌な気持ちになる行為をしたときに、適切に、冷静に、理由を述べながら諭してくれる先生ではないでしょうか。