こどもアウトプット図鑑[図書館の本]
『こどもアウトプット図鑑(著:樺沢紫苑、監修:さわ、発行:サンクチュアリ出版』という本を、図書館の棚に入れてもらうことにしました。著者は、大人向けの本をたくさん書かれている著名な精神科医の方。子ども向けの本を書かれたことを知り、小学校の図書館に置きたいと考えました。「自分の世界を変えるのは、アウトプットだけだよ」。この言葉は、なかなか強烈です。たくさんの知識をインプットして身につけたとしても、その知識を何らかの行動に活かさないと、自分の世界は変わらないということ。アウトプットとは、話す、書く、行動するという、主体的な行動。もっと具体的に言えば、家で今日学校で習ったことを家族に話したり、学びのふり返りを文章で書いたり、人前で自分の意見を発表したりすること。たとえ、すごいことを頭の中で考えていたとしても、それを誰にも話さなかったり、行動に移さなかったりすれば、誰もあなたがすごいことを頭の中で考えていることに気づきません。もっと言えば、何を考えているかもわかりません。では、なぜ、アウトプットをすると、自分の世界が変わるのでしょうか。例えば、行動すれば、うまくいったり、うまくいかなかったり、結果が出てきます。そうすると、その結果を受けて、次にどうするかを考えることができます。そして、次の行動につなげていくことができるのです。話したり、書いたりするだけでも、他の人から共感されたり、別の意見をもらえたりして、自分の考えを再思考することにつながります。アウトプットすれば、その場に留まるのではなく、どんどん先に進むようなイメージです。アウトプットするには、インプットも大切です。この本では、インプットが3、アウトプットは7がよい、インプットとアウトプットの黄金比率は3:7と教えてくれています。ぜひ、実践して、自分の世界をよりよいものに変えていきたいですね。高学年の子どもたちに、強くすすめたい本です。

※画像は、サンクチュアリ出版のホームページにある「自由に使える書影ページ」です