文字で残す意味
雑誌に、ある国立大学の学長の方の話が掲載されていました。とても興味深く読みました。身の程しらずとお叱りを受けるかもしれませんが、その学長の考え方に共感するところがありましたので、紹介します。
最も重要な役割の一つは、学長自らの言葉で大学の方針や挑戦を伝え続けること。何かを唐突に発表しても、思いが伝わらなければ、伝えた人の心に響かない。だから、自らの言葉で、方針や挑戦を伝え続けることを最も重要な役割としている。
ここでは、伝え続けるという点がポイントかもしれません。話を聞く側の人からすると、また同じ話をしていると思うのかもしれませんが、また同じ話をしていると思われるということは、話が伝わっている証左です。そう考えると、同じ話をしていると言われることに自信を持ってよいのかもしれません。
さらに、学長の話は続きます。学生や教職員、学校関係者に向け年4回発行される学内広報誌『学報』に、「学長からのメッセージ」を毎号掲載することにした。大学の取り組みや「挑戦の精神」にまつわるエピソードを私自身が記している。文字で残せば読み返すこともできる。ふとした時間に目に触れることで理解を深めるきっかけになればと考えた。
本当におこがましいのですが、全く同じ考えです。全校集会で子どもたちに話をします。ただ、言葉は刹那と申しましょうか、あまり、残らないのも事実です。そこで、児童向けの学校だよりを発行することとしました。全校集会で話す内容と児童向け学校だよりの内容を同じとすれば、伝えたいことが文字として残ります。子どもたちは、その気になれば読み返すこともできます。学校だよりの発行や学校ホームページの更新を大切にしているのも、考えていることをわかっていただくため、伝えたい情報を残すため、文字で残すことにより時間差でも読み返すことができるためです。自分の考えを、他の方の文章で発見したときは、代弁してもらっているようで、うれしくなりますね。