今年最後の読み聞かせ
本日(12月11日)、今年最後の読み聞かせを、いつもお世話になっている野津原読み聞かせの会ピーターパンのみなさんにしていただきました。読み聞かせの楽しみのひとつは、自分が選ばない本が読まれること。今日は、クリスマスやお正月が近くなってきたので、それら関連の本の読み聞かせを想像していますが、果たしてどうでしょうか。ちなみに、今、教室から、今月の歌である「あわてんぼうのサンタクロース」の歌声♪が聞こえてきました。
読み聞かせをしていただき、ありがとうございます。学校のよさの一つは、四季があること。普通の会社では、実は、あまり四季や季節感を感じることはないのです。これは、本当の話。今日の読み聞かせで、クリスマスに関連する本を選択していただけた学年もありました。ありがとうございます。図工で、クリスマスの飾りを作っている学年もありますので、創作意欲が膨らんだのではないでしょうか。5年生教室の読み聞かせは、少し驚きました。外国のことにも触れてほしいというまくらから、本を出さずに読み聞かせを始められました。まるで、落語です。落語のおもしろさの一つは、自分の想像力が掻き立てられること。それぞれ、自分の頭の中で描く絵が違います。今日の読み聞かせでは、この落語と同じ状況になったと想像します。絵本の絵を共有するのではなく、話を聞きながら自分の頭にそれぞれ自分の絵を描いていきます。5年生には、とてもよい刺激になったと思います。ストーリーテラーという技法だそうです。最後に、本の紹介もしてくれました。「文化のちがい 習慣のちがい」。他の文化に触れることで、その文化を知ることができるのはもちろん、日本の文化についても調べて知りたくなるということを、伝えてくれました。時間がたくさんある小学生の今、いろいろなことに興味を持って、たくさんの本に触れてほしいと願うのでした。メリークリスマス。

