(11/14)大分教育事務所学校訪問
11月14日(金)、大分教育事務所に学校を訪問いただきました。今年度、2回目となります。目的は、学校経営に関する協議と授業参観です。
学校から、準備した資料に基づき、下記の説明をさせていただきました。
「学校課題解決の進捗状況」と「授業改善」について、学校経営計画表(1学期末評価)、学校経営計画表(1学期末検証・改善)、学校アンケート(1学期末)、学校経営計画表(2学期中間評価)、書く力・ふり返りの力を向上させる取組と工夫等の資料を用いて説明しました。
「いじめ・不登校対応等」については、月2回の頻度で全校児童の状況を教職員で共有していることを説明しました。また、問題が生じた場合は、個別にケース会議を実施していることを説明しました。
「学校における働き方改革」については、校務の見える化と、それに基づく校務の見直しを、実施していることを説明しました。
授業参観につきましては、1年生(算数)、3年生(音楽)、6年生(道徳)の授業を、各10分間見ていただきました。
学校が捉えた大分教育事務所の総括は、次のとおりです。
・学校経営の重点として、主体的な児童の育成、特に、書く力の向上に取り組んでいることがよくわかった。
・学校経営計画表の2学期の中間評価をしており、検証、改善のプロセスを行っていることがわかった。
・働き方改革については、校務の見える化と、それに基づく校務の見直しなどの好事例が確認できた。
・6年生を見れば、その学校の様子がわかると言われるが、掲示板に貼ってある文章は文字数も多く内容もしっかり書けており、学校全体として書く力を上手に指導していると感じた。
総括として、お伝えいただいたまとめと見直しを図るものとして、学校は、下記のように理解しました。
1.目標達成マネジメント×組織マネジメント
①PDCAサイクル シンプルに
②チーム学校 よさを引き出す
③人材育成 実践のモデル化
⇒ 若手の教職員の人材育成として、先生方の板書だけでも共有するショートミーティングを実施してはどうか ⇒ (対応検討)板書の共有化を検討
2.家庭・地域との「連携と分担」によるマネジメント
①目標協働達成 行動目標等の共有
②自己肯定感の醸成
③切れ目のない支援 情報共有 (対応中)児童育成クラブとの情報共有 ⇒ 学校・家庭・育成クラブの連携・情報共有へ
3.授業改善と学力向上
①目標の共有 育成を目指す資質・能力の見える化、児童会活動との連動
②基盤づくり 書く活動の設定 (対応中)ふり返り、日々の日記、週末の日記、授業内容に関する自分の考え
③対話の質の向上 ヨコにつなぐ問い返し (対応検討)わからないこと、確かめたいことを、質問する力、聞く力
お忙しい中、指導いただきました大分教育事務所には感謝いたします。児童第一義の学校運営と学級運営を引き続き行っていきたいと思います。