運動会のふり返り
10月18日(土)に実施した運動会のふり返りを、各学年で実施していただいています。学校行事の中でも最大級の運動会を、ふり返っておきたいと思います。
6年生は、お気に入りのワンシーン、運動会で学んだこと・がんばったこと、運動会の経験を今後どういかしたいか、フォーマットに沿って、自分の考えをまとめていました。そのまとめは、学校内に掲示をしてくれています。ここでは、運動会で学んだこと・がんばったことに書かれた事例を紹介させていただきます。
・運動会は団体戦であり協力することの大切さを学んだ
・自分なりに悔いのない運動会にすることができた
・練習を重ねるうちに少しずつ気持ちが一つになった
・みんなでつくる運動会を実感できた
・最後まであきらめずにがんばれた、またがんばろうと前向きになれた、
・最後まで笑顔でがんばれたので悔いはない、
・大きな達成感が得られた
閉会式で、子どもたちに一つ伝え忘れたことがあります。それは、勝ったから達成感が得られた、優勝したから達成感が得られた、ということではないということです。もちろん、優勝をめざしてがんばってきましたので、勝ったり優勝したりすることはすばらしいこと、称えられるべきことです。ただし、優勝できなかったチームの人は達成感が得られないということではありません。自分の目標に向かって、最後まであきらめずにがんばった人は、達成感を得ているはずです。達成感が得られていない人がいるとすれば、本気で取り組まなかったり、途中であきらめた人ではないでしょうか。がんばりや達成感は、勝ち負けで決まらないということを、伝え忘れていました。これに似ているのが、自己肯定感です。何かができるから自己肯定感が高くなるということではありません。自己肯定感は、ありのままの自分を受け入れるというもの。できる、できないは関係ありません。子どもたちには、ありのままの自分を受け入れて、自己肯定感を高く持ってもらいたいと願います。