行きたくなる中学校
子どもたちはどういう中学校に行きたいと考えているかを知りたいという動機から、子どもたちに頭の中で考える仮想的な実験をしてもらいました。具体的には、バーチャル品質工学という手法です。やり方は比較的シンプルで、時間もそれほどかかりません。いくつかを相対的に比べて、良い、悪い、行きたい、行きたくないを評価してもらいます。来春中学生になる6年生に評価してもらいました。はじめての評価ですので、わかりやすい例を最初にやってもらいました。具体的には、理想のケーキ、食べたくなるケーキの評価です。その体験により、評価の仕方がわかるようになります。評価の仕方がわかった後、本命の行きたくなる中学校を評価してもらいました。ここで、注意しておきたいことは、評価する対象者が変われば評価結果も変わる可能性があること、評価する項目も重要ということです。ただ、対象者の違いによる評価結果の違いはあったとしても、こういう評価をすること、その結果を踏まえて行きたくなる中学校を考えることに大きな意味があると思います。では、結果をご覧ください。余談ですが、小さな学校でも、パソコンクラブやeスポーツ部は設立できるのではないでしょうか。そういう特色のある学校も魅力的だと思います。余談でした。