少女兵士ピチャ[校長室の絵本]
日田の知り合いの方を通じて、著者の方から、『少女兵士ピチャ(文・絵 かこさとこ)』をいただき、読んでみました。過酷な話が綴られていますが、世界ではたった今も起きている出来事とのこと。小学1年生が7歳、小学6年生が12歳。ピチャは、8歳のときに、家族となかよく暮らしていた村から連れ去られて、子ども兵士にさせられました。自分の意志とは関係ないところで、戦いを続けさせられました。何年も後に、家族の住む村に帰りましたが、仲間の兵士がたくさんの村人を殺したからという理由で、村から追い返されます。家族もピチャも辛かったことと思います。同年代の子どもの話として、今の小学生にも手に取って読んでほしい絵本です。この絵本を読んで、どういう感想を持ちますか。