学校の平和(0602)
※「今日のひとこと」を再編集して、お伝えしたい大切なことを整理してみます。
修学旅行先である長崎平和公園で、野津原小学校6年生は平和の誓いを述べました。その平和集会で、野津原小学校の平和について考えてもらうことにしました。野津原小学校は、安全、安心で、居心地のよい学校にしたいと思います。そのためには、リーダーである6年生がそのように行動する必要があります。学校の平和を築き、維持するために必要なこと。それは、きちんと話合いをすること。自分の意見をことばで伝えて、話合いで物事を決めるようにしてほしいと伝えました。自分の意見が伝わらないときに、もういいと話を自分勝手に終わらせたり、ことばではなく力で訴えたりすることがないように、最後まで話合いを続けてほしいと伝えました。もう一つ、ハムラビ法典について伝えました。目には目を歯には歯を。これは、やられたらやり返せととらえられることが多いことばですが、そうではないと伝えました。目をやられたら目にとどまらず、それ以上にやり返したくなるもの。それを、目にとどめておきなさい、やり返すという考え方ではなくて、人を許せる人になりましょうという解釈を伝えました。人を許すのはとても難しいことです。ですが、そういう人が増えれば、学校は間違いなく居心地のよい場所になります。卒業までに、そういう6年生になってくれると期待しています。