俯瞰する大切さ(0409)
※「今日のひとこと」を再編集して、お伝えしたい大切なことを整理してみます。
一学期のはじめに行われるのが学級開きです。一年間のお付き合いになることを考えれば、担任の先生は気になるところ。担任の先生の力量やキャラクターはもちろん異なるのですが、学校としては子どもにも保護者さんにも安心していただけるように、学校の目指す方向性や基本的な指導方法などは統一し、共有化するように努めています。最初にもらうのは、新しい教科書。高学年教室を覗くと、教科書の目次のページを子どもたちに見せて、この学年でどういう学びをするのか、見通し、全体像を説明していました。これは、とても大切なことです。全体を俯瞰すると、すなわち全体像がわかると、先を見通せることとなり、安心感を持つことができます。子どもたちには、教科書でも本でも目次を見る癖をつけて、全体像を見たり、見通しを持ったりするようになってほしいと思います。この力は、大人になっても大切な力なのです。