260806
今日、8月6日は登校日です。全校で平和集会を行った後、各クラスで平和学習を行います。全校の平和集会では、6月に修学旅行に行った6年生が、現地長崎で学んだことを全校児童に還流してくれます。人にきちんと伝えることができれば、自分でもきちんと理解できている証左となります。どのような発表をしてくれるのか、楽しみです。校長の話は、今年は、読み聞かせをしようと考えています。アフリカのウガンダで現実にあった話です。『少女兵士ピチャ(かこさとこ/文・絵、文芸社)』の読み聞かせに挑戦します。8歳で強制的に兵士にさせられました。8歳と言えば、まだ小学2年生です。子どもたちは、どのように感じるでしょうか。現実的に世界で起きていることを、想像力をたくましくして感じ取ってほしいと願います。


今日の6年生の平和に関する発表の中で、「積極的平和」という言葉がありました。消極的平和と積極的平和。これらの言葉を正しく理解してもらいたく、言葉の定義をAIに聞いてみました。確認しておきましょう。
「積極的平和(せっきょくてきへいわ)」とは、ただ戦争がないだけでなく、みんなが幸せに安心して暮らせる状態のことです。平和学者ヨハン・ガルトゥングが提唱しました。平和には、大きく分けて2つの意味があります。消極的平和(しょうきょくてきへいわ):戦争やテロ、事件などの「目に見える暴力」がない状態です。積極的平和:目に見える暴力がないことにくわえて、「貧しさ」「差別」「いじめ」などの問題もない状態です。たとえば、戦争が起きていなくても、食べ物がなくてお腹をすかせている人がいたり、性別や肌の色で差別されて学校に行けない人がいたら、それは本当の平和とは言えません。こうした社会の仕組みによる困りごとを「構造的(こうぞうてき)暴力」と呼びます。この「構造的暴力」を取りのぞき、誰もが大切にされて自分らしく生きられる社会をつくることが、積極的平和の目的です。お互いを思いやり、困っている人を助け合って、みんなが安心して笑顔で暮らせる世界をつくることが、本当の平和(積極的平和)につながっています。野津原小学校は、6年生が提案してくれたように、積極的平和を目指しています。具体的には、幼稚なことでまわりの人を不快にしたり、おかしな約束などで人を悲しませたりすることがないように、もっと、他の人が笑顔になるようなプラスの行動をしてほしいと、心から願っています。少し話は飛びますが、昨年度の卒業生一人ひとりに、卒業の前、面談をさせてもらいました。そのとき、ふと、「暇でしょ?」と聞きたくなり、聞いてみたところ、ほとんどの子どもが暇と答えました。だから、動画を見続けたり、ゲームをし続けたりしているのかな、と思っています。中学校、高校と、どんどん忙しくなります。そうなると、小学生でマスターすべきことは小学生でマスターしておくべきです。幼稚な行動をしたりして、トラブルを発生させて、そのトラブル解決に時間を使っている場合ではないのです。二学期から、全員が、他の人が笑顔になるようなプラスの行動をして、積極的平和を実現していきましょう。