小教研国語部会
本日(8月5日)、小教研国語部会があり、2つの提案授業に関して指導案審議を行いました。集まっていただいた先生方が活発な議論をしてくれたおかげで、提案授業をされる先生だけではなく、参加した全ての先生方の勉強になったと感じています。説明や議論の中で、気になる課題がありましたので、共有しておきます。
①間違えることへの抵抗から、発表、発話しない
多くの学校で抱える問題です。間違ったことを言ってもよい雰囲気づくり、声かけは、必須です。誰も間違わないのであれば、授業をする必要はないよね、と伝えてもいいように思います。先生方が発表、発話させる工夫としてされていることは、ペアやグループの交流で、「いいね」、「なるほど」などの声かけ、学ぶはまねるから、まねをしていい、という声かけ。リレー発表。隣のノートを見て、その考えをいただきます、という発表。子どもたちが自分の意見を書いたノートを写真に撮って読んだり、こんな素敵な意見が書かれていますが、誰のノートでしょう、など。また、机間指導で書いていることを承認し、発表を促す、など。
②なぜその意見かを問うと、根拠を示すことができず「なんとなく」と言う
日常的に、根拠や理由を必ず聞くようにする必要があります。また、「なんとなく」という答えは、根拠や理由にならないこともきちんと伝える必要があります。
③対話で自分の考えを深めてほしいが、自分の考えが大きく外れていないことの確認に留まる対話がある
そもそも対話は、言って終わり、聞いて終わりではないことを伝える必要がある。わからないことを聞き、つっこみを入れられるようになると、対話がはずむのではないか。
クラス全体で話すことに慣れていない場合は、ペアやグループ交流で慣れさせればよい。言いたくなる、聞きたくなるような対話を仕組むことは、教員の上での見せ所。
④感想を持つ必然性を、指導する必要性がある
自分の考えや意見を自分の言葉で表現しないと、他の人はわからないし、伝わらない、ということを、きちんと伝える必要がある。社会に出ても同じで、自分の考えや意見を人に伝えないと、人にはわかってもらえないため、自分の考えや意見を人に正しく伝える力が必要とされる。
⑤教材「を」学ぶのではなく、教材「で」学ぶ
つい、「教材」を指導しがちになるが、教材で学ぶことを再確認しておきたい。